娘は中2の次男と留守番をするというので、出かけようとしたら・・・。
2人が大喧嘩をはじめて、娘はギャーギャーピーピー泣き出しました。
喧嘩したまま置いていく訳にもいかないので、連れていくことにしました。
不機嫌な娘は、車に乗るなりDSをはじめました。
きっとずーとゲームしてるんだろうな。いやだな、と思っていたら、5分もしないうちに「酔った」と言い出しました。
「ふっふっ、やった!!」心の中の叫び。
でも、退屈になるとうるさいので、おはなし(ストーリーテリング)を語ることにしました。
「いまは、マメ子と魔物か鳥のみじいなら、語れるよ」
「小石投げの名人タオカムにして」
「だから、マメ子と魔物か鳥のみじいなら語れるんだけど」
「じゃあ、山の上の火」
ほんとにこの子は・・・。
「じゃあ、しばらく語ってないけど、なんとかなるかな」といって語りはじめました。
アルハという召使の少年が、主人とかけをした話です。
冷たい風の吹く山の上に、はだかで一晩中たっていることができたら、畑をもらうというかけです。
語っている途中で、言葉が出なくなりました。
ここは、なんていう言葉で表現してたっけ?
「忘れた」と娘に言うと、「立ってましたでいいやん」
「そうだね。そういう話だもんねェ」
娘はきちんとお話の流れをつかみ、助け舟を出してくれました。
おはなしを覚える時は、一文字も間違えないようにするのですが、語っているうちに細かい部分が自分の言いやすいように変っていたりします。
まあ、最近はそれでも良いかなと思っています。
一字一句間違えない事より、話の流れを止めない、イメージを途切れさせないことのほうが大事ですから。
こうして無事、「山の上の火」を語り終えることができました。
娘はその間中聞き耳を立て、ゲームを手にする事はありませんでした。
わたしも練習になったし。一石二鳥ってこの事ですね!!
私もしてみよう!!
最近おはなしの機会がなくってと思っていたけど・・・
こういう手があったんですね
車移動が結構多くって いつもいろいろ利用者さんに話し掛けていたけど・・
おはなしなら みんなにいっぺんに話し掛けることになってイイ!!
きっと小さな頃から子どもたちに本を読んであげてるんでしょうね(^^)
素敵です♪
春から、図書館と共催で抱っこでお話し会の講座に関わらせてもらうのですが、私は、あまり絵本や本などの知識は皆無に等しいので、後のメンバーーさん(岸子連の方々)からたくさんのことを学ばせてもらおうと思っています。
わたしの練習は、いつも車の中。覚えるのは電車の中。最近電車に乗る機会がほとんどないので、おはなしが覚えられない。(言い訳)
利用者さんにおもしろいおはなし語ってあげて!!
おはなさま
絵本や本の知識なんて、自分が知りたいと思えばいくらでも身につきます。
岸和田の人たちはすごく熱心で、わたしも刺激を受けます。
この前の佐々木正美先生の講演会にも、こんなにたくさんって言うくらい、岸和田の人がこられてました。
きっと岸子連に関わりのある人ばかりだと思います。